2021-03-23 第204回国会 衆議院 本会議 第14号
その後、蒲島熊本県知事が川辺川ダム建設を容認しました。 川辺川ダムをめぐっては、数十年にわたる住民、有識者らの検討を経て、二〇〇八年、ダムによらない治水対策を決断しています。しかし、ダム建設に固執する国交省によって事実上棚上げされ、河川整備計画も作られていません。
その後、蒲島熊本県知事が川辺川ダム建設を容認しました。 川辺川ダムをめぐっては、数十年にわたる住民、有識者らの検討を経て、二〇〇八年、ダムによらない治水対策を決断しています。しかし、ダム建設に固執する国交省によって事実上棚上げされ、河川整備計画も作られていません。
熊本県議会でも、地方自治法九十九条の規定に基づいて、川辺川ダム建設を含む球磨川流域の科学的、客観的で抜本的な治水対策をスピード感を持って講じられるよう強く要望するとの意見書を可決されております。一日も早い地域の復興に向けて、スピード感を持って対策に取り組んでいただきますようお願いを申し上げたいと思います。
川辺川ダム建設事業ですけれども、昭和四十年七月の球磨川の大水害を踏まえまして計画されました。昭和四十二年に実施計画調査、昭和四十四年に建設事業に着手されています。当初は洪水調節とかんがい用水の補給、発電を目的としておりまして、昭和五十一年三月には、特定多目的ダム法という、ダムを建設する際の法律ですけれども、これに基づいて基本計画が策定されています。
川辺川ダム建設事業なんですけれども、昭和四十年七月、資料の七の方にございます、昭和四十年七月の球磨川の大出水を踏まえて計画されたもので、昭和四十二年に実施計画調査、そして昭和四十四年に建設事業に着手されています。
川辺川ダム建設を中止し、ダムによらない治水を実現していく全国のモデルとしてこれまで歴代の大臣は述べておられます。 そこで、この河川整備計画策定作業の現状、あるいは今後の課題、見通し等について大臣にお尋ねいたします。
今回、提案される予定でありますけれども、特に生活再建法、これは、二〇〇九年の九月二十六日に、川辺川ダム建設の中止を前原国土大臣が五木村に行かれまして意見を述べられたときに、これを約束されました。二〇一〇年の通常国会への法案提出を約束したわけですが、それ以来、提案がおくれてきたわけであります。
前原大臣は、就任早々、八ツ場ダム、川辺川ダム建設中止を打ち出されました。ダムによらない治水対策の検討に着手をしていただきました。公共事業はとまらないと考えられてきたわけでありますが、推進中の事業が中止があり得るとの判断を下したことは大きな意義があると思います。
蒲島熊本県知事が九月に川辺川ダム建設の白紙撤回を判断し表明した後、十月二十八日に大臣は知事と会談をしています。その中で、大臣は、ダムによらない治水を極限まで追求する場を設けたいと県知事に提案し、県も一緒にやってほしいと提案したと報道されていますが、これは事実ですか。
また、関空の整備拡張、整備新幹線の新規着工に加え、諫早事業や川辺川ダム建設にも巨額の予算措置がされるなど、政官業の癒着の象徴である大型公共事業は温存されたままです。さらに、ミサイル防衛計画の予算増や辺野古への移転経費、イラクへの自衛隊派遣関係費などを含む防衛関係費、「もんじゅ」運転再開準備、国際熱核融合実験炉関係、核燃サイクル事業などの原子力関係予算など、問題が山積しています。
国立大学法人運営費交付金の削減、教科書購入費予算の縮減などを進めながら、関空の整備拡張、整備新幹線の新規着工に加え、佐賀地裁が工事差しとめの仮処分を決定している諫早干拓事業や、事業の有効性に強い疑問が持たれている川辺川ダム建設にも巨額の予算措置がされるなど、政官業の癒着の象徴である大型公共事業は温存されたままです。
また、関西国際空港の整備拡張、整備新幹線の新規着工に加え、諫早干拓事業や川辺川ダム建設にも巨額の予算措置がされるなど、政官業の癒着の象徴である大型公共事業は温存されたままです。
御承知のように、五月十六日、福岡高裁は、川辺川ダム建設をめぐる土地改良事業について、国の同意手続が要件を満たしていないとして農家側逆転勝訴の判決を言い渡しました。この判決は土地改良事業の違法性を問うものでありますけれども、同時に、川辺川ダムそのものの必要性を問うものであると思います。 そこで、関連して幾つか質問をいたします。まず、河川局長に質問をいたします。
それゆえ、現状の八代海の環境と漁業の環境を止めて更に再生を図るためには、まず、そういう川辺川ダム建設によるインパクトをまず抑えることが必要であって、そして、その右下にあるこういう漁業環境の悪化、抑えておいて、これをどう回復するかということがまず一番必要だと思うわけです。 そういう順序がこの法案の中には見受けられないということでもって、私は非常に残念に思っております。 以上です。
貞雄君 事務局側 常任委員会専門 員 杉谷 洸大君 ───────────── 本日の会議に付した案件 ○国民の暮らしを守るため公共事業を生活密着型 に転換することに関する請願(第二三〇号外六 件) ○身体障害者に対する旅客運賃割引制度の拡大に 関する請願(第二三七号) ○千曲川上流ダム建設計画撤回に関する請願(第 九三〇号) ○川辺川
最近、河川整備計画にありました球磨川の河床掘削を中断している理由について、国は、住民との討論集会で、我々は川辺川ダム建設を前提にして考えるので、人吉では毎秒四千立米流れればよいから、これ以上掘削していないという趣旨の説明をしている。今掘削をしないのは、できなくなったからではなく、これ以上掘削したらダムの必要性の説明がつかなくなるからではないんですか。どうですか。
きょうは、従来型の公共事業のあしき典型である諫早湾干拓事業と川辺川ダム建設事業について質問をいたします。 まず、川辺川ダムについて国土交通大臣にお尋ねをいたします。 川辺川ダムが従来型のむだな公共事業であることは、今や国民の常識であります。現地では、農民がダムの水は要らないと裁判を起こし、漁協では昨年二度にわたって、ダム建設に伴う補償案を否決いたしました。
さて、川辺川ダムでありますけれども、これは古くはもう一九五九年、電源開発が発電用のダムの構想を発表して、その後、実質的にはそれを引き継ぐ形で当時の建設省が一九六六年に川辺川ダム建設計画を発表したわけです。それから三十五年たつわけです。 そこで、大臣にお伺いしたいんですが、この三十五年の間でこの川辺川ダム建設の目的、意義について何か変わってきたことはないのかどうか。
委員の皆様には参考資料として新聞記事が手元に行っていると思いますが、川辺川ダム建設に関連しまして、漁業補償の問題で球磨川漁協の執行部に非常に不健全な行動がこのところ目立っているわけなんですね。 十月二十日付の球磨川漁協の広報紙というのがございまして、くまがわ漁報というんですけれども、ここにこういうことが書いてあります。
)(第七七六号) 一二 川辺川ダムの年度内本体着工の実現に関する請願(西川京子君紹介)(第八五四号) 一三 建設労働者の賃金と労働条件の改善に関する請願(塩川鉄也君紹介)(第九〇七号) 一四 不況打開、国民本位の公共事業と建設産業の民主的転換に関する請願(保坂展人君紹介)(第一〇六九号) 一五 川辺川ダムの早期本体着工の実現に関する請願(西川京子君紹介)(第一三四八号) 一六 川辺川
運動共同 代表 標 博重君 ───────────── 本日の会議に付した案件 ○政府参考人の出席要求に関する件 ○土地収用法の一部を改正する法律案(内閣提出 、衆議院送付) ○建設労働者のための公共事業制度の改善等に関 する請願(第一一九号外三件) ○国民の暮らしを守るため公共事業を生活密着型 に転換することに関する請願(第二二一号外一 〇件) ○川辺川